歯並びが凸凹だったり、受け口や出っ歯だったりするとどんな不都合があるでしょうか。ご飯がよく咬めない、発音しづらい、歯がみがきにくい、見た目がみっともなくて気になる・・・などなど、その人によって様々だと思います。
歯の矯正治療とは見た目が美しく、かつ機能的に優れた歯並び、噛み合わせを作るための治療です。歯並びをきれいにすることによって、顔つきや口元の雰囲気が大きく変化する場合もあります。
歯並びは上顎、下顎という骨の上に乗っているものですから、その土台となる骨の位置や大きさにズレがあると上下各々の歯並びがどんなにきれいでも正しい噛み合わせは得られません。したがってまず必要なことは現在の不正咬合の状態を作り出している原因を突き止めることです。これが矯正治療における「検査・診断」の目的です。
治療は主に上下の顎の関係や骨の成長に主眼をおいた第1段階、個々の歯の細かい移動を行う第2段階、できあがった新しい歯並びを落ち着かせる期間としての第3段階に分けて行われます。第1、第2どちらの段階から開始するかは年齢や口の中の状況によって異なります。
土台の骨に対して治療を行う場合は骨の成長、発育にそって行う必要があります。また単に歯を動かして治療する場合でも、そのスピードは1ヶ月に1mm程度ですから、いずれにしても虫歯の治療とは違って矯正治療は「年単位」の長い時間がかかります。しかし終わったときに得られる美しい歯並び、噛み合せは一生の宝物になることでしょう。
